レクサス販売のエース、先読み提案で心わしづかみ
東京トヨペット レクサス青山セールスコンサルタント 藤崎丈明さん
レクサスは新車発売時の営業向け研修で開発者と直接対話できる機会がある。どんな思いで新しい車をつくったのか。自ら聞いたその声を販売の現場で役立てる。「開発者の思いを伝えたい、とついつい熱くなってしまう」。車の特性を生かせる運転の仕方も開発者から教えてもらい、顧客が試乗する際に助言する。
高級車を扱うだけに経営者や政治家、芸能人といった最重要人物(VIP)級の顧客が多い。だからこそ「休息」を重視している。仕事にメリハリをつけるため残業は極力しない。「最高のパフォーマンスができなければ結果的にお客様に悪影響を与えてしまう」との思いからだ。
もちろん休日でも、顧客に事故が起これば駆けつける。普段は2人の子供と遊ぶなどして穏やかに過ごし、明日への活力につなげている。
(古川慶一)
ふじさき・たけあき
2001年東京トヨペット入社。カーテラス深川店(現東京トヨペット深川店)、レクサス高輪を経て現在はレクサス青山で勤務する。政治家や経営者など個人のほか、ハイヤー利用する法人を含めた多数の顧客を担当する。東京都出身。
2001年東京トヨペット入社。カーテラス深川店(現東京トヨペット深川店)、レクサス高輪を経て現在はレクサス青山で勤務する。政治家や経営者など個人のほか、ハイヤー利用する法人を含めた多数の顧客を担当する。東京都出身。
[日経産業新聞2018年2月1日付]