日本企業が求める人材像、2030年にはこの2タイプに!?
リクルートワークス研究所副所長 中尾隆一郎
専門性を深める方向にキャリアが継続しており、レベルが高ければ、顧客はローカルにもグローバルにも広がります。テクノロジストは、テクノロジーを駆使して、組織内の業務を標準化し、水平展開して、組織活動の効率性アップに貢献していきます。

Work Model 2030のプロフェッショナル((C)Recruit Holdings Co., Ltd. All rights reserved.)
今後、企業に求められるプロフェッショナルは、このような人たちだと私たちは考えています。
冒頭で、
Q.あなたならどちらを選ぶ?
(1) なんでもできるゼネラリスト
(2) その人しかできない分野をもつスペシャリスト
(1) なんでもできるゼネラリスト
(2) その人しかできない分野をもつスペシャリスト
と質問しましたが、社内だけで活躍できる人材ではなく、第3、第4の選択肢がありそうです。
第3、第4の解の可能性
(3) プロデューサー
(4) テクノロジスト
(3) プロデューサー
(4) テクノロジスト
あなたの会社はいかがですか? 今後、キャリアを検討する際に、自分の勤めている会社や、新たに転職しようとしている会社にプロデューサーやテクノロジストが存在するか? 自分自身がそのいずれかになれる環境があるか? これらをチェックしてみてください。
※「次世代リーダーの転職学」は金曜更新です。次回は6月30日の予定です。連載は3人が交代で執筆します。
中尾隆一郎

リクルートワークス研究所副所長・主幹研究員。リクルートで営業部門、企画部門等の責任者を歴任、リクルートテクノロジーズ社長などを経て現職。著書に「転職できる営業マンには理由がある」(東洋経済新報社)、「リクルート流仕事ができる人の原理原則」(全日出版)など。
