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しかし、年収1000万円以上の方だけを切り出すと、

●第1位 自分の能力を試したいから 29%

と、全体の結果とは全く異質の答えがトップとなっています。

また、年収1000万円以上と1000万円未満のそれぞれを比較して特に差が開いたのは、

●給与に不満 年収1000万円以上8%、1000万円未満26%
●待遇・福利厚生に不満 同8%、同20%
●勤務時間・休日休暇に不満 同5%、同15%

といった、待遇に関連する項目だったそうです。

転職理由が本人にとってポジティブなものか、ネガティブなものかということと、年収(あくまで転職前の年収ですが)の高低には相関関係があると考えられます。

年収1000万円以上の定年後の希望は?

上記と同じ「ミドルの転職」のユーザーアンケート「人生100年時代の働き方」意識調査によると、「"人生100年時代"を見越した上で、いつまで働くことを想定していますか?」という質問に、83%のミドルが「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答したそうです。

次の設問で、「定年後の理想の働き方」を聞いたところ、

●年収1000万円以上 起業・独立をする 46%
●年収1000万円未満 再雇用制度を利用し、現職企業で働き続ける 43%

がそれぞれ最多回答となり、ここでも特徴の違いがくっきりと表れました。

また、「定年後も働き続けるために必要なこと」を聞いた結果では、年収1000万円以上の方の回答は、年収1000万円未満の方々に比べて、

●コネクション・人脈づくり 74%
●スキル向上のために時間とお金と努力を投資 41%
●語学の学習 33%

という回答が目立って高いという結果になっています。

年収が高い人ほど、会社に依存せずに、自分の価値を市場で売っていきたいという志向が強く、また、市場価値を高めるためのネットワークづくりやスキル向上に投資をしていきたいと考える傾向が明らかになっています。

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