自由か権力かステータスか キャリアゴールは金銭の先
20代から考える出世戦略(91)
典型的なものは出世の階段をあがっていくモデルです。
・最初に入った会社で部長とか役員に出世するキャリア
・何社か転職しながら自分に合った会社で部長とか役員に出世するキャリア
・何社か転職しながら自分に合った会社で部長とか役員に出世するキャリア
は実質的に多くの人たちが選ぶ選択肢です。
あるいはプロフェッショナルタイプの成功モデルもあります。
・専門性の高い会社で経験を積み、転職しながら、特定領域のプロフェッショナルとして活躍。
・最初は普通に企業勤めしてきたが、途中で大学院や専門学校で学びなおし、資格を取得してあらためてプロフェッショナルとして活躍。
・最初は普通に企業勤めしてきたが、途中で大学院や専門学校で学びなおし、資格を取得してあらためてプロフェッショナルとして活躍。
最近のあこがれだと起業家モデルもあります。
・学生時代から起業し、その後ベンチャーで勤務した後、再度起業して一定の売り上げを挙げた時点でメガベンチャーに売却。その後投資家兼連続起業家として活躍。
・大手企業で10年ほど経験したのちに起業。着々と規模を拡大し、上場を経て経営者兼資産家として活躍。
・大手企業で10年ほど経験したのちに起業。着々と規模を拡大し、上場を経て経営者兼資産家として活躍。
これらの成功モデルはいずれも収入などの金銭的に満たされることを前提として、最終的に3つのモノを獲得しています。
それは「権力」「ステータス」そして「自由」です。
定期収入を増やすか一時金を目指すか
「権力」「ステータス」「自由」を手に入れるための道筋を、それぞれの成功モデルごとに整理してみましょう。
出世の階段モデルやプロフェッショナルモデルは、いずれも基本的には定期収入として金銭を獲得するモデルです。
毎年の収入を増やしていくキャリアなので、キャリアアップを測りやすいのがこのモデルの特徴です。
またこのタイプの成功では、同時に組織内での「権力」や、所属する企業名とポジションによる「ステータス」も獲得できます。
ただし定期収入としての金銭は、そのまま浪費してしまうと残りません。フローとしての収入をうまくストックに変えていくためには、自制心と計画性が重要になってきます。
その一方、起業家モデルでは、一時金による金銭獲得がメインです。