英作文は瞬発トレーニングから 基礎は動詞の使い分け
1からおさらいライティング文法(上)

この「書いて話せる!サリー先生の英語術」も早5回目! 3カ月目に突入です。1カ月目は「Rules and a Good Style 英語の異文化理解」上編・下編で、英語を書いたり話したりする際の目に見えない文化のルールをお話ししました。このコラムはそのルールを基にこれからも続きますので、適宜復習しておいてくださいね。2カ月目は「仕事の英語手帳から始めてみよう」上編・下編で、毎日歯を磨くルーティンのように書いて身体で覚える、手帳の書き方を伝授いたしました。
それでは、いつものように前回の復習クイズからいきましょう。やる気アップ手帳のポイントその1「自分を励ます明るいポジティブ一言英語」から。英語で書くと何でしょう?
答えは1つではありません。例に挙げたものの復習をしましょう、という問題です。
Q1)素晴らしい!
Q2)自分に負けない
それでは解答例です。
A1)incredible!
A2)overcome myself!
です。Q1は他にも wonderful! や fabulous! でもいいと思います。ぜひポジティブ一言英語を手帳に書いて、モチベーションを上げていきましょう。仕事のパフォーマンスを上げるために自分の機嫌を取ることも、ビジネスパーソンとして必要ですよね。
次はやる気アップ手帳のポイントその2「仕事の目標やゴールを英語で書く」から出題です。目標は I'll~( I will~ )の未来形で英語に直してみましょう。
Q3)40歳までに独立する
Q4)インテリアコーディネーターになる
A3)I'll start my own business before 40.
A4)I'll be an interior coordinator.
いかがでしたか? Q3は独立 independent より、こちらの方が自然です。親から独立するとか経済的に独立するとかというより、自営を始めるという意味ですからね。直接訳そうとせずに一呼吸置き、「これはどういう意味かな?」と改めて日本語から見直すといいと思います。
最も使われる動詞はbe動詞
それでは本日の本題、ライティング文法基礎講座です。文法はキライ!とか難しい!とか、あまり良いイメージを持たれないかわいそうな存在なのですが、毛嫌いせずにサラっとおさらいしていきましょう! 文法を全て説明することはもちろんできないですし必要ないですから、日本人の私たちが間違いやすいところや、英語を話したり書いたりとアウトプットするうえで大事な基礎をおさらいしたいと思います。
まず大人のやり直し英語をするうえで最初につまずくのがbe動詞と一般動詞の使い分けです。中学生の時に習っていますから知ってはいるけれど、いざ使う時になると「いったいbe動詞って何だっけ?」となる方がほとんどじゃないでしょうか。
最も使われる動詞、それがbe動詞です。現在形は am、are、is で過去形は was と were です。主語により使い分けします。