英語の時制はイメージから 日本語にない感覚つかもう
1からおさらいライティング文法(下)

「書いて話せる!サリー先生の英語術」今回は6回目。3カ月目の後半です。1カ月目は「Rules and a Good Style 英語の異文化理解」上編・下編で、英語を書いたり話したりする際の目に見えない文化のルールをお話ししました。このコラムはそのルールを基にこれからも続きます。2カ月目は「仕事の英語手帳から始めてみよう」上編・下編で、顔を洗うように英語を使うことを日々のルーティンの一部にできるよう、英語手帳の書き方を練習いたしました。「英語だけでなく手帳術としても役立った」と、とっても好評です。前回は「1からおさらいライティング文法」上編として英作文の瞬発トレーニング、特に動詞の使い分けトレーニングをご紹介いたしました。
それでは早速、前回の復習クイズからやっていきましょう。Be動詞と一般動詞を使った英作文をしてみましょう。
Q1)彼らはどこにいますか?
Q2)先週末、そのイベントは開かれましたか?
Q3)彼女は英語と韓国語を話します。
どうでしょう? パッと出てきましたか? それでは答えです。
A1)Where are they?
A2)Was the event held last weekend?
A3)She speaks English and Korean.
それでは瞬間英作文をしましょう。上のクイズ例文を指示通りに変化させてください。
Q4)Where are they? → they を he に変えて= Where( )he?
Q5)Was the event held last weekend? →Yes/No疑問文から否定文に= The event( )( )held last weekend.
Q6)She speaks English and Korean. →肯定文からwhatの疑問文に= What( )( )she speak?
それでは答えです。
A4)Where( is )he?
A5)The event( was )( not )held last weekend.
A6)What( languages )( does )she speak?
これは一例ですが、一文があったらあらゆる形に瞬間的に変えられるかやってみてください。読むと言うじゃこれが大違い! 最初は書いてみて、今度はそれを口に出して言ってみるとさらに負荷をかけることができるのでオススメです。
日本語から考えるのは混乱の元
さて本日のトレーニングは「1からおさらいライティング文法」下編、時制についてです。時制も日本語にはない感覚なので日本語から考えると大変混乱し、間違いが多発するので英語の感覚をイメージや体で覚えていくしかありません。これから(1)現在形&現在進行形、(2)過去形&現在完了形の2つを見ていきます。ライティングでも日常のスピーキングでもこれらの時制が一番多く使われますのでここでしっかり基本を押さえていきましょう。