クイズに挑戦 厚切りジェイソンさんはさて何点?
IT企業幹部でお笑いタレント

日経ニュースクイズは経済・ビジネスから政治、娯楽スポーツに至る幅広い分野をカバー。ジェイソンさんにトライしてもらったのは3月14日公開の10問(5択方式)だ。新聞をよく読む日本のビジネスパーソンでも70%できれば、上出来といわれるが、驚いたことにスイスイと問題を解いてゆく。
日本サッカー協会の副会長に元日本代表監督の岡田武史氏が就く。岡田氏が現在、「本職」として務めている仕事は?

「う~ん、サッカーは苦手だ」。つまづいたのは上記の問題、ちなみに筆者も答えは分からなかったが、正解は「クラブオーナー」だ。
アイスキャンディー「ガリガリ君」が4月1日出荷分から10円値上げされる。「ガリガリ君」を製造する企業は?
「ああ、ガリガリ君か この前ニュースになっていたね」とジェイソンさん。正解の「赤城乳業」をクリック。この問題も筆者は分からなかった。
そんなジェイソンさんを悩ませたのが「僕には投票権がないから、政治は今ひとつなんだよね」と下記の政治の問題だ。
民主党と維新の党は、合流新党の党名を2案に絞り込んだ。2案は「立憲民主党」と「●●党」?
正解は民進党。投票権のある日本のビジネスパーソンでも知らない人が多いだろう
この結果、ジェイソンさんの正解率は何と80%だった。筆者は恥ずかしながら50%と振るわなかった。「80点とは、日本のビジネスパーソンより優秀ですね」というと、「アマゾンとか、海外の問題が多かったからね」と冷静に分析。飛び級で大学に進学し、大学院ではコンピュータ・サイエンスを修了したジェイソンさん。日本語を習得したのは「通ったミシガンの大学がアジアの言語に力を入れており、当時は比較的のアジアの中でIT(情報技術)が強かったのが日本だから、たまたま日本語をとった」という。語学など習得のノウハウは「歯磨きのように毎日の習慣にすること」だそうだ。
1986年、米国生まれ。17歳の時に飛び級入学によりミシガン州立大学に入学。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院でコンピューターサイエンスを専攻。2005年に来日し、1年間日本に滞在、日本のお笑い番組を通じて日本語を学習した。その後、米国のIT企業勤務を経て、再び来日。テラスカイでグローバル部門を統括する一方で、ワタナベエンターテインメント所属のタレントに。「厚切りジェイソン」として「Why Japanese people!?(なぜなんだ日本人!?)」と絶叫する芸風でブレークした。
(代慶達也)