文具選びもエシカル消費で 環境配慮の筆記具やポーチ
今旬ときめきステーショナリー
今旬ときめきステーショナリー廃棄衣料のアップサイクル素材を活用した文具
文具をファッションのように自分らしくコーディネートし、アクセサリー感覚でみせるコクヨの「KOKUYO ME(コクヨミー)」シリーズ。その第6弾として廃棄衣料のアップサイクル(価値の高いものへの再利用)素材を採用した新アイテム4商品が登場しました。コクヨは1990年代後半から、さまざまな環境に配慮した商品の開発に取り組んできましたが、KOKUYO MEでは環境配慮の観点だけでなく、思わず手にしたくなるような、使う人の暮らしをアップデートできるようなアイテムになっています。

「KOKUYO ME」第6弾の「ツールポーチ」
アップサイクルとは、捨てられるはずだった廃棄物や不用品にデザインやアイデアといった付加価値を持たせて、新しい製品にアップグレードし価値を高めることです。第6弾で登場したアップサイクル素材を使用したノートカバー(A5/B6)、メモカバー、ツールポーチの4種類はいずれも限定品となっています。

ジッパーを開けると簡単に小物を取り出すことができる
長財布のような形のツールポーチには、手帳、ペン、イヤホンなどの小物をまとめてコンパクトに収納することができます。ポーチのジッパーを開くと、ペンなどの文具はトレイから簡単に取り出すことができます。価格は3850円(税込み)です。

写真は「デニムネイビー」を太陽光にかざした状態
本体カラーはデニムネイビーとクロスブラウンの2色。商品の元になっているのは、デニムネイビーが濃いジーンズ生地、クロスブラウンは茶色系統の服です。アップサイクル素材を開発したのは、ベンチャー企業のカラーループ(京都市)。素材の分別が難しい廃材衣類を色で分別し、衣料品の色味を生かして再利用しています。このため、深い色合いの独特な素材感になっています。

写真は「ブラウン」を太陽光にかざした状態
皮革のような触り心地ですが、太陽にかざすと透け感がある独自の質感になっています。室内では深い色合いと光沢感のあるレザーのような独特な素材感で、外では透け感のある2つの表情を楽しむことができます。天然のレザーと同じように、この素材も使えば使うほど風合いが変わってきます。自分だけのアイテムに育てていくことができるのも魅力です。