変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

普段のビジネスの中で、誰かがEメールの中で書いていた言い回しを自分がEメールを書くときに使ってみた、という経験はあると思います。それと同じように、英語も「あっ、これ使えそうだな」と思ったことはストックしておいてどんどん使ってみることです。

自分の発音の「なまり」は気にするな

―イギリスやオーストラリア、インドなど、異なるイントネーションの英語に対応するにはどうすればいいですか。

慣れていくことだと思うので、対応を考えるのは実際にビジネスで必要になったり、赴任する国が決まったりしてからでも遅くないと思います。

ここで1つお伝えしておきたいのは、発音を気にする方が非常に多いのですが、シリコンバレーに駐在している知り合いの商社マンは「アメリカの大学で、『発音は直さなくていい、発音はあなたのアイデンティティーでしょ』と言われた」と話していました。

今はそういう時代です。いろいろな国の英語を聞いてみるとかなりなまりの激しいものもありますが、みんな気にせずに堂々と話していますし、それでいいと思います。

―実践で英語を使う機会がない場合、日ごろからトレーニングする方法はありますか。

スピーキングとリスニングの日々のトレーニングには、ニュースが活用できると思います。無理してCNNやBBCのニュースを聞くのではなく、「バイリンガル放送」をやっているNHKのニュースなどを利用してみてください。

日本語を先に見るのはよくないと思っている方がときどきいますが、日本語である程度理解できている内容を「どんな英語表現を使っているのか?」を意識して聞くことは、英語力アップに非常に有効です。

―英語学習を継続するための、モチベーション維持のいい方法があれば教えてください。

「仕事のため」という理由だけでなく、「英語を学んだ先に何があるのか」「何のために英語を学ぶのか」を考えてみてください。英語ができることで自分の可能性が広がっていくことがイメージできれば、それがモチベーションにつながります。

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