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なお、テーブルのセルを参照する場合、テーブル名や列見出しを使った「構造化参照」が使える。例えば「[@列見出し]」で同じ行のその列のセルを、「テーブル名」でテーブルのデータ範囲全体を、「テーブル名[列見出し]」でその列のデータ範囲を参照できる。

「商品」テーブルの「販売数」列には、各商品IDの個数を求めるCOUNTIF(カウントイフ)関数の数式を入力(図7)。「売上額計」列には、各商品IDに対応する売上額の合計を求めるSUMIF(サムイフ)関数の数式を入力する(図8)。

図7 「商品」テーブルの「販売数」列のセルに、「販売」テーブルの「商品ID」列の中に各 IDがいくつあるかを求めるCOUNTIF関数の数式を入力する。数式は列全体に自動コピーされる

図7 「商品」テーブルの「販売数」列のセルに、「販売」テーブルの「商品ID」列の中に各 IDがいくつあるかを求めるCOUNTIF関数の数式を入力する。数式は列全体に自動コピーされる

図8 「商品」テーブルの「売上額計」列のセルに、「販売」テーブルの「商品ID」列にある各ID のセルと同じ行の、「売上額」列のセルの合計を求めるSUMIF関数の数式を入力する。数式は列全体に自動コピーされる

図8 「商品」テーブルの「売上額計」列のセルに、「販売」テーブルの「商品ID」列にある各ID のセルと同じ行の、「売上額」列のセルの合計を求めるSUMIF関数の数式を入力する。数式は列全体に自動コピーされる

複数条件で合計や平均を計算、条件を別表で指定可能にする

次に、複数の条件に該当するデータを集計していこう(図9)。条件の指定には、数式で条件を判定するのと同様の比較演算子が使用できる。

図9 「○○IFS」関数を使って、複数の条件をすべて満たす行のデータを集計する(AND条件)。具体的には、「販売」テーブルの2つの列の値が、それぞれ指定した条件に該当する行の数と、その各行の「売上額」列のセルの合計、「年齢」列のセルの平均を求める

図9 「○○IFS」関数を使って、複数の条件をすべて満たす行のデータを集計する(AND条件)。具体的には、「販売」テーブルの2つの列の値が、それぞれ指定した条件に該当する行の数と、その各行の「売上額」列のセルの合計、「年齢」列のセルの平均を求める

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