見栄はセカンドキャリアの障害 看板捨てる勇気が大切
sfidaM代表 小沢松彦氏
キャリアとお金を考える見栄や世間体の相手、自分で勝手に設定しているのでは?
例えば、収入の見栄。他人に比べ年収が多いことは自尊心を満たしてくれるかもしれません。でも、人生の仕上げの時期に、生活を安定させる以上のお金を求め続けることが幸せに直結するでしょうか。もちろん、収入は生活水準を守るものとして大事です。お金がたくさんあれば安心かもしれませんが、それが必ず幸せをもたらしてくれるでしょうか。
まずは当コラムで紹介した「お金のmust」を算出し、収入の見栄を軽くしましょう。その他にあなたの見栄はどんなところにありそうでしょうか。他人があなたのことを一切気にしない世界があったとしたら、そこでも大事にしたい見栄はありますか。世間体も同様です。見栄や世間体が必要な相手って、自分の中で勝手に設定しているだけで本当は存在しないのではないでしょうか。
小沢松彦
1962年名古屋市生まれ。85年早稲田大学卒業後、博報堂入社。営業部長や広報部長などを歴任し、2014年に早期退職。セカンドキャリア支援の一般社団法人、社会人材学舎の起業に参加し、後に自身で主に中小企業のバリュー開発・社員教育を手掛ける会社「sfidaM(スフィーダム)」、企業戦略の伴走支援ユニット「Halumni(ハルムナイ)」を設立。現在は経済同友会と兼業。
1962年名古屋市生まれ。85年早稲田大学卒業後、博報堂入社。営業部長や広報部長などを歴任し、2014年に早期退職。セカンドキャリア支援の一般社団法人、社会人材学舎の起業に参加し、後に自身で主に中小企業のバリュー開発・社員教育を手掛ける会社「sfidaM(スフィーダム)」、企業戦略の伴走支援ユニット「Halumni(ハルムナイ)」を設立。現在は経済同友会と兼業。