三菱UFJ信託、高齢社員にジョブ型雇用 注目の日経電子版ニュース
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三菱UFJ信託銀行は60歳以上の再雇用社員を対象に、職務内容を明確に定める「ジョブ型雇用」を導入しました。業務内容によって異なりますが、年収は100万円ほど上昇するそうです。最近、年功序列型からジョブ型雇用に移行する大企業が増えていますが、再雇用者は適用外のケースの会社が多く、シニアのモチベーションダウンの主因となっていましたが、プラスになる試みと言えそうですね。

企業で働く人の有給休暇の取得率が高まっています。2021年は58.3%と3年連続で過去最高を更新したそうです。しかし、企業の中には以前、「この人手不足の時に、有給と言われてもね」と渋る上司も少なくないようです。25年までに有給取得率70%という政府目標を実現にはまだ課題は少なくありませんね。
リクルートによると、転職後に賃金が増加した人の割合が4〜6月期は35.0%だったそうです。前年同期と比べて2.3ポイント上がり、8四半期連続で過去最高を更新しました。やはりITエンジニアで増えた人が多いようです。ただデジタル分野は日々スキルアップが必要とされます。気は抜けませんね。