プログラミング初心者の40歳、エラーと格闘して得た「戦う力」とは?
エピソード9
アラフォー・プログラミング日記
前回(初めてアプリ開発に挑んだ40歳文系、心折れながら気付いた「神サービス」の定義)は、機能モリモリに悪戦苦闘する中で見えてきた「理想のサービス」について書いていただきました。今回は度重なるエラーとの闘いについてです。
夏休みの集中レッスンで完成!のはずが…
「夏休みに一気に仕上げちゃいましょう! 円香さん、半日レッスンできるところ教えてください!」
7月の中ごろ、これから夏休みに突入するというタイミングでわが師、エリカちゃんは曰(のたま)いました。当初は、7月中にだいたい完成させて、8月にAppleに申請して度重なるリジェクトと闘い、9月にめでたくアプリリリースというスケジュールだったのです。
MakersOasis「 大人の自由研究 」リスキリングコミュニティの熱血メンター、エリカちゃんと予定をやりくりし、7月下旬から8月にかけて2〜3時間の集中レッスンを数回組みました(大学生の夏休みといえば遊び放題のはずなのにアラフォーのプログラミング学習に時間を割いてくださるなんて、本当に申し訳ない……)。
夏休みの集中レッスンで、Facebookを活用したSNSサインインを完成させ、シミュレーションで細かいUIの穴を見つけて改良したり、どんな機種でもきれいに表示されるようにボタンや各種ビューの位置を固定したりという作業をコツコツ繰り返して、晴れてアプリ完成!!!!!
と、なるはずだったんです。
しかし、、、、
結局、夏休みの集中レッスンは全時間、たった1つのエラーとの格闘に費やされたのでした。
それに投じられた時間は現時点で10時間超。エリカちゃんが一人で格闘してくれた時間も含めると、15時間を超えているかもしれません。「現時点」と書いているのは、この原稿を書いている9月半ばの時点でもいまだに解決できていないから。もはや死闘と化したエラーとの格闘は、まったく解決の糸口が見えないまま秋を迎えようとしています。
というわけで、今回は大学院生エリカちゃんの青春真っただ中の夏休みと、小学生の子どもを持つアラフォーのわちゃわちゃ夏休みをたっぷり費やした「エラーとの格闘」について書いていこうと思います。
「わー、さいあく、エラー出たわ」の状況を解説すると…
そもそも「エラーとの闘い」と言ったところで、ど文系読者の皆様はイメージが浮かばないと思うので、まずは「エラー」がどんなものかについて説明していきましょう。
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