40、50代の内発的動機を刺激するには 「プライド問題」と異動の効用
セミナーレポート
NIKKEIリスキリングは「社員が学ばないのはなぜ? 人事コンサルが語るリスキリングのツボ」と題するウェビナーを3月に実施しました。登壇者は、人事コンサルティングのプロであるKPMGコンサルティングのプリンシパル・油布顕史さんです。当日の書き起こし(※言葉遣いや前後関係などに編集を入れている箇所があります)を4回にわたってお届けいたします。3回目は、40代、50代といったミドルシニア層のハートに点火する方法などについてのお話です。(聞き手=NIKKEIリスキリング 桜井陽)
過去のスキルが違う場所で輝く
桜井 社員の内発的な動機をプッシュするにはどうしたらよいでしょう。
油布 内発的動機は、社員一人ひとりで違います。「これ(=リスキリング)をすることによって、『自分は何を得られるのか』『どのようなベネフィットがあるのか』」というのを見えやすくすることが一番大事です。そこが見えないから学ぼうとしない。学ぶことによってより成長できるというところを、しっかり示すということでしょうね。
桜井 NIKKEIリスキリングの読者は40、50代の方も多いのですが、そうした年代の方が内発的動機を思い出すにはどうすればよいでしょう。
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