Excelで簡単、数値に対応する結果を複数候補から表示
実例で学ぶ! Excel関数・数式講座「顧客情報表」(1)
ビジネススキル「種別」列では、登録方法の違いを表すため、同じ行の「会員ID」列のセルの値が2000未満なら「来店」、そうでなければ、つまり2000以上なら「ネット」と表示する。これは、IF関数の数式で実現できる(図3)。

図3 まず 、基本的な二者択一の数式から紹介していこう。IF 関数を使用し、同じ行の「会員ID」列の値が2000未満なら「来店」、そうでなければ「ネット」と表示する数式を、まずB4セルに入 力 。オートフィルなどでB5〜B8セルにコピーする
しかし、これだけでは、会員IDが入力されていない行にも「来店」と表示されてしまう。そこで、IF関数をもう1つ組み合わせ(ネスト)、会員IDのセルが未入力("")の場合は「-」が表示されるようにした(図4)。つまり、条件に応じて3通りの結果を返しているわけだ。

図4 会員IDが入力されていない 場合、種別のセルには「−」を表示したい。これには、IF 関数をもう1つ組み合わせる(ネスト)。同じ行のA列のセルが未入力("")であれば「−」を返し、そうでなければ 図3のIF関数の処理をする