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大きな表でのセル選択方法も覚えておきたい。例えば特定の列全体に書式を設定したいなら、「Ctrl」+「スペース」キーで列選択するとよい(図6)。あるいは上端のセルが選択されているときは「Ctrl」+「→」キーによる表末端への移動に「Shift」を加える手もある。

図6 特定の列に書式を設定するため、列全体を選択したい場合、その列のどこかを選択して「Ctrl」+「スペース」キーを押せばよい(1〜3)。日本語入力がオフなら「Shift」+「スペース」キーで行全体の選択も可能だ

図6 特定の列に書式を設定するため、列全体を選択したい場合、その列のどこかを選択して「Ctrl」+「スペース」キーを押せばよい(1〜3)。日本語入力がオフなら「Shift」+「スペース」キーで行全体の選択も可能だ

続いてセルのコピーだ。大きな表だとドラッグ操作はやりづらい。下にコピーするなら「Ctrl」+「D」キーが楽(図7、図8)。大きな表ではコピー元をクリックし、コピー先の端を「Shift」+クリックすると手早く範囲選択できる。

図7 すぐ上のセルをコピーしたいときは、データを入力したいセルを選択して、「Ctrl」+「D」キーを押す(1〜3)。文字に色などの書式を付けているときは書式もコピーされる。下方向にコピーするので、Down の「D」と覚えよう

図7 すぐ上のセルをコピーしたいときは、データを入力したいセルを選択して、「Ctrl」+「D」キーを押す(1〜3)。文字に色などの書式を付けているときは書式もコピーされる。下方向にコピーするので、Down の「D」と覚えよう

図8 コピーしたいセルを先頭に下方向に選択して「Ctrl」+「D」キーを押すと、一番上のセルがすべてのセルにコピーされる(1〜3)。右方向に選択して「Ctrl」+「R」キーを押せば右(Right)へコピーもできる

図8 コピーしたいセルを先頭に下方向に選択して「Ctrl」+「D」キーを押すと、一番上のセルがすべてのセルにコピーされる(1〜3)。右方向に選択して「Ctrl」+「R」キーを押せば右(Right)へコピーもできる

シートタブが多いときは、その切り替え方も見直したい。「Ctrl」と「PageDown」「PageUp」のキーで左右に移動できる(図9)。「Shift」+「F11」キーで新規ワークシートの作成も可能だ(図10)。

図9 複数のワークシートがあるとき、「Ctrl」+「PageDown」キーで右のワークシート、「Ctrl」+「PageUp」キーで左のワークシートに移動できる

図9 複数のワークシートがあるとき、「Ctrl」+「PageDown」キーで右のワークシート、「Ctrl」+「PageUp」キーで左のワークシートに移動できる

図10 新しいワークシートを追加したいときは、「Shift」+「F11」キーを押す(1)。新規ワークシートはそのとき開いているワークシートの左隣に作成される(2)。ちなみに「F11」キーだけだと、グラフシートの挿入になる

図10 新しいワークシートを追加したいときは、「Shift」+「F11」キーを押す(1)。新規ワークシートはそのとき開いているワークシートの左隣に作成される(2)。ちなみに「F11」キーだけだと、グラフシートの挿入になる

(ライター 岡野幸治)

[日経PC21 2022年6月号掲載記事を再構成]

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