メール関連ショートカットキー、頭文字で覚える達人技
Windowsドヤ顔! 最速操作「アプリ編」(2)
ビジネススキル次は閲覧だ。Outlookではメールウインドウを開いた状態で「Ctrl」+「.」(>)または「,」(<)で前後のメールに移動できる(図7)。また、Gmailでスレッド表示をオンにしている場合、「P」キーでスレッド内の前のメールに移動して「Enter」キーで開ける(図8)。

図7 Outlookのメッセージウインドウ(受信トレイではない)では、「Ctrl」+「. 」で古いメッセージに、「Ctrl」+「, 」で新しいメッセージに移動できる。「Shift」キーを押したときの表記「>」「<」で覚えるとよい

図8 Gmailでスレッド表示になったメールを開いたとき、「P」キーを押すと最終メールが選択され、「P」キーを押すごとに前のメールに移動する。「Enter」キーでそのメールが開く。行きすぎたときは「N」キーで戻れる
さらにGmailの受信トレイではメールの既読と未読の切り替えもキー操作で可能。未読にするキーは「Shift」+「U」(Unread)だ(図9)。

図9 Gmail の受信トレイで「X」キーを押すと、そのとき選択されているメールがチェックされる(1)。「↓」キーで下のメールに移動し、さらに「X」キーを押して複数のメールをチェックできる(2)。「Shift」+「U」キーでは既読メールが未読になる(3、4)。「U」はUnread(未読)の「U」と覚えよう。なお、「Shift」+「I」キーで未読メールが既読になる

図10 Gmailでショートカットキーを使うには、事前に設定変更が必要だ。Gmail の設定画面を開き、「全般」で「キーボードショートカットON」を選択し(1〜3)、画面下の「変更を保存」を押す
(ライター 岡野幸治)
[日経PC21 2022年6月号掲載記事を再構成]