Wordの箇条書き、より見やすく 情報量多くても大丈夫
Word編(4)
仕事に効くWord/Excelのツボ2:ホームタブ→段落グループ→アウトラインから[新しいアウトラインの定義]をクリック

そうすると「新しいアウトラインの定義」の設定画面が出てくるので、次のように操作します。
3:変更するレベル「1」をクリック
4:番号書式に「第条」と入力
5:「第」と「条」の間にカーソルを置く
6:「このレベルに使用する番号の種類」から「(半角の)1,2,3,…」を選択
=「第」と「条」の間にグレーの網掛けで「1」と表示されます。最初から1が表示されている場合は、1の前後に「第」「条」を入力してください。
7:配置の[インデント位置]を「15mm」に変更
8:左下の[オプション]ボタンをクリックして右側の画面を表示
9:「レベルと対応付ける見出しスタイル」を[見出し1]に設定

これで「第○条」の部分は完了です。次に前ページの仕上がりイメージの洋数字部分(「1」や「2」)を設定します。同じように「変更するレベル」から「2」を選択して、見出し2を下記のようにします。

そして半角丸かっこ数字の部分です。これも同じように「変更するレベル」から「3」をクリックして、次のように設定します。番号書式「1」の前後に必要な「( )」(半角丸かっこ)は手入力します。最後にOKボタンをクリックすれば完了です。

これで、見出し1「第1条」、見出し2「1」、見出し3「(1)」が設定されました。
配置で指定した「左インデントからの距離」は段落番号が配置される位置、「インデント位置」は内容の最初の文字位置となります。
見出し2の「インデント位置」(15mm)と見出し3の「左インデントからの位置」(15mm)を同じ数値にすることで、見出し2の内容の文字位置と見出し3の番号の位置がそろうこととなります。

アウトライン番号を文書に適用するには
作成したアウトライン番号を契約書の原本に適用して仕上げていきます。ベタ打ちの文書では、どの段落が見出し1でどの段落が見出し2なのかがわからないので、すべてに見出し1の番号が設定されてしまいます。ですので、段落のレベル指定と書式の解除を進めていきましょう。
1:下の図で「第2条」「第3条」「第4条」として表示されている部分は、第1条の本文です。従って、ここに段落番号は設定する必要はありません。本文内にカーソルを置き、Ctrlキー+Shiftキー+Nキーを押して書式をクリアします。設定されていた見出し1のスタイルがクリアされます。
