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このため、A4文書を年間500枚印刷すると想定すれば、インク代の差により2年で大容量インク型とカートリッジ型のコストが逆転する。印刷数が多い人ほど、大容量インク型を買ったほうがトクだ。需要拡大を踏まえ、各社は大容量インク型を拡充(図3)。ブラザーも、カートリッジ型の大容量機に力を入れている(図4)。

図3 エプソンは、インクを6色に強化した上位機「EW-M873T」など選択肢が豊富。一方、キヤノンの大容量インク型は基本的にビジネス向けだが、白色のモデルを追加した「G6030」のように、家庭での利用を意識した製品も昨年以降投入し始めている

図3 エプソンは、インクを6色に強化した上位機「EW-M873T」など選択肢が豊富。一方、キヤノンの大容量インク型は基本的にビジネス向けだが、白色のモデルを追加した「G6030」のように、家庭での利用を意識した製品も昨年以降投入し始めている

図4 ブラザーは、カートリッジ型ながら低コストの「ファーストタンク」モデルが人気に。新モデルの中で「DCP-J4140N」はA4カラー文書を5000枚(1枚当たりの印刷代は4.1円)、「DCP-J1200N」もA4カラー文書を1500枚印刷できる(同5.5円)

図4 ブラザーは、カートリッジ型ながら低コストの「ファーストタンク」モデルが人気に。新モデルの中で「DCP-J4140N」はA4カラー文書を5000枚(1枚当たりの印刷代は4.1円)、「DCP-J1200N」もA4カラー文書を1500枚印刷できる(同5.5円)

(ライター 原如宏)

[日経PC21 2022年6月掲載記事を再構成]

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