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リストの縦横を入れ替えたい場合は、その範囲を選択してコピーし、別の場所に「行/列の入れ替え」で貼り付けるのが簡単な方法だ(図8)。

図8 縦横反転したいセル範囲を選択してコピー(1)。貼り付け先セルを右クリックして「形式を選択して貼り付け」から「行/列の入れ替え」を選ぶ(2〜4)

図8 縦横反転したいセル範囲を選択してコピー(1)。貼り付け先セルを右クリックして「形式を選択して貼り付け」から「行/列の入れ替え」を選ぶ(2〜4)

1件1行というリストの原則が理解できれば、よくいわれる「セルの結合は厳禁」の理由もわかるだろう(図9)。リスト以外のセルでは、絶対にダメとまではいわないが、リストと同じ行や列の範囲に結合セルがあると、やはりいろいろと操作に支障が出る。もちろん、1件分のデータを2行ずつ入力するのもNGだ(図10)。

図9 リスト内のセルは結合せず、同じ内容のデータを1件ずつ入力するようにする

図9 リスト内のセルは結合せず、同じ内容のデータを1件ずつ入力するようにする

図10 1件のデータを複数行に分けて入力すると、ピボットテーブルや並べ替え、オートフィルターといったデータベース的な処理がまったくできない。リフィル用紙への印刷など特殊なケースを除いてNGの典型だ

図10 1件のデータを複数行に分けて入力すると、ピボットテーブルや並べ替え、オートフィルターといったデータベース的な処理がまったくできない。リフィル用紙への印刷など特殊なケースを除いてNGの典型だ

印刷したいレイアウトの都合で、本来1つの表に記録すべき内容を2つの表に分けるといったこともやめておこう(図11)。同じ種類の表であれば、必ず1つの表にまとめる。なお、異なる種類の表であっても、同じシートの中に複数のリストを作成するのはできれば避けたい。

図11 印刷レイアウト上の理由で表を分割すると、データベース的な処理をまとめてできない。自分は印刷だけに使うつもりでも、Excel上級者の同僚はピボットテーブルで処理したいかもしれない。職場のExcelシートではマナーを守ろう

図11 印刷レイアウト上の理由で表を分割すると、データベース的な処理をまとめてできない。自分は印刷だけに使うつもりでも、Excel上級者の同僚はピボットテーブルで処理したいかもしれない。職場のExcelシートではマナーを守ろう

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