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表の各行の区切りをわかりやすくするため、1行置きに塗りつぶしの色を変えるデザインをよく見るが、「テーブルスタイル」にはあらかじめそのような書式が豊富に用意されており、好みに応じて選択できる。少し派手なデザインが多いが、比較的シンプルなスタイルもある。

また、列見出しには最初からオートフィルター矢印が表示され、並べ替えや絞り込みなどを簡単に実行可能だ。数式から参照するときも、テーブル名や列見出しを使ってわかりやすい形で指定できる。

変換前のリストで列見出しが重複していた場合も、テーブルに変換すれば、自動的に列見出しの末尾に「2」などが付く(図15)。また、リストに隣接するセルに別のデータを入力するのはNGと前述したが、テーブルに変換後であれば、上や左のセルに別のデータを入力しても問題は少ない(図16)。

図15 同じ列見出しがあってもテーブルに変換すると、自動的に「価格2」などと変更され、列見出しがかぶらないようにしてくれる

図15 同じ列見出しがあってもテーブルに変換すると、自動的に「価格2」などと変更され、列見出しがかぶらないようにしてくれる

図16 テーブルに変換した後なら、上や左の隣接するセルに単位などの異種データを入力しても、問題になることは少ない。ただし、右や下に入力すると、自動的にテーブルが拡張されてしまうので注意する

図16 テーブルに変換した後なら、上や左の隣接するセルに単位などの異種データを入力しても、問題になることは少ない。ただし、右や下に入力すると、自動的にテーブルが拡張されてしまうので注意する

テーブルのすぐ下の行に何かデータを入力すると、自動的にその行までテーブルが拡張され、セルの書式や数式も自動的にコピーされる(図17)。この点も、多くのデータを蓄積していくうえで便利な機能といえる。

図17 テーブルのすぐ下や右にデータを入力すると、自動的にテーブル範囲が拡張される(1、2)。拡張したくないときは、直後に現れるスマートタグから「テーブルの自動拡張を元に戻す」を選ぶ

図17 テーブルのすぐ下や右にデータを入力すると、自動的にテーブル範囲が拡張される(1、2)。拡張したくないときは、直後に現れるスマートタグから「テーブルの自動拡張を元に戻す」を選ぶ

(ライター 土屋和人)

[日経PC21 2022年12月号掲載記事を再構成]

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