Excelで派手すぎる書式はNG! 常に見やすさ優先で
そのExcel、マナー違反!(2)
ビジネススキルメリハリが利いた罫線を引く方法はいくつかあるが、「セルの書式設定」画面の「罫線」タブで設定し、さらに「繰り返し」を利用する手順がわかりやすくて便利だろう(図3)。

図3 表全体を選択して罫線の設定画面を開く(1〜3)。内部を細罫線(4、5)、上下端を太罫線にして「OK」を押す(6〜8)。次にデータ範囲を選択して「Ctrl」+「Y」キー(直前の機能の繰り返し)を押すと(9)、図2のように仕上がる
罫線以外にも、セルにはフォントや塗りつぶしなどさまざまな書式を設定できる。しかし、あまりいろいろな書式を使いすぎるのはセンスが悪く、データも見づらくなる。最低限に抑えておくのがよいだろう(図4)。

図4 太字や斜体、色は伝えたいポイントに絞って最低限にする。派手すぎるとセンスが悪いと思われて、データの信頼性も疑われる
(ライター 土屋和人)
[日経PC21 2022年12月号掲載記事を再構成]