強メンタルに! 脳科学的に正しい自己肯定感の高め方
スタンフォード大学・オンラインハイスクールの校長が教える
ビジネススキル
脳科学的に正しい「自己肯定感を高める習慣」

仕事だけでなく、家庭、趣味、学びの場など、自分を肯定できる場所を複数持っておくといい、と星さん。「仕事で落ち込んでも、家庭や趣味の場では頼りにされるなど、自分を肯定できる機会があれば、クヨクヨを断ち切りやすくなります」。

「優しい心で親切にすれば、『周りに受け入れられている』と自分で感じることができ、自己肯定感が高まるという理論があります。実践するには、幸福感やポジティブな気持ちも得られる『親切リフレクション』がおすすめです」

心の中で自分の名前や「あなた」と呼びかけ、対話してみよう。「自分の気持ちに距離を取り、見つめ直す心理メソッド『ディスタンシング』で、『自分は今、悲しんでいる』と気持ちをラベリングでき、ラクになります」。


写真はイメージ=PIXTA

「寝る前に『よかったことを記録する』習慣はポジティブ心理学のエクササイズで、幸福感につながると科学的に立証されています。出来事にタイトルをつけ、詳細と自分が感じたことを一言書き、なぜその出来事が起きたのか振り返ってみましょう」
自己肯定感と幸福感が上がる「親切リフレクション」のやり方
(1)週1日、人に親切にする日を選ぶ
(2)1日5つ、人のために何かをする
例: 後ろの人のためにドアを開けた/座席を譲った/おいしいランチの店を教えてあげた etc.
(3)「振り返り一言日記」を書く
どんな親切をして、どんな気持ちになったか、さらに相手のためになることなどをメモする
(1)週1日、人に親切にする日を選ぶ
(2)1日5つ、人のために何かをする
例: 後ろの人のためにドアを開けた/座席を譲った/おいしいランチの店を教えてあげた etc.
(3)「振り返り一言日記」を書く
どんな親切をして、どんな気持ちになったか、さらに相手のためになることなどをメモする
マインドフルネス音声
星さん監修「自分いたわりブレイク」
瞑想が体験できる無料音声ガイダンス
https://tomohirohoshi.com/
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(構成・文 高島三幸)
[日経ウーマン 2022年8月号の記事を再構成]