コロナ後の日本人 飲みニケーションには意外と慎重
リンクトイン日本代表 村上臣氏(8)
ビジネスの視点こんな笑い話があります。久しぶりにオフィスに戻ると、知らない顔の人ばかりがいます。オンライン会議では素顔だけど、オフィスではまだマスクを付けているので、顔を判別できないということです。確かにコロナ後もフレックスやリモートワークをうまく取り入れた方がいいでしょう。実際、転職先に「在宅勤務が可能」を条件にしているビジネスパーソンが増えています。
これも少し余談ですが、今回の調査では「ペットに優しい職場が重要」という項目がありました。この調査結果は日本が21%、欧州主要国では50%前後でした。日本人にはピンとこないかもしれませんが、欧米ではオフィスにペットを連れてくる人が意外に多いのです。うまく調教され、主人が退社するのをおとなしく待っています。
欧米では自動車通勤の人が多く、ペットを同伴しやすいのです。ただ、日本でもペットを飼う人は増えているし、癒やされるから常にそばにいたいという人もいます。これも在宅勤務が認められれば、自然と解決される課題ですね。いずれにせよ、コロナ後の働き方は日本も大きく変わるでしょう。
村上臣
青山学院大学理工学部在学中に、仲間とともにベンチャー企業「電脳隊」を設立。所属先のベンチャー企業とヤフーが合併したのに伴い、2000年にヤフーに入社。1度辞めた後に復職し、12年から執行役員兼最高マーケティング責任者(CMO)に就任、モバイル事業の企画戦略を担当。17年11月から現職。
青山学院大学理工学部在学中に、仲間とともにベンチャー企業「電脳隊」を設立。所属先のベンチャー企業とヤフーが合併したのに伴い、2000年にヤフーに入社。1度辞めた後に復職し、12年から執行役員兼最高マーケティング責任者(CMO)に就任、モバイル事業の企画戦略を担当。17年11月から現職。
(代慶達也)