変わりたい組織と、成長したいビジネスパーソンをガイドする

NIKKEIリスキリングは「社員が学ばないのはなぜ? 人事コンサルが語るリスキリングのツボ」と題するウェビナーを3月に実施しました。社員に新しいスキルを身に付けてもらうために学びを促しても、なかなか動いてくれない……という悩みを抱える人事担当者や社員教育担当者は多いと思います。人事コンサルティングのプロであるKPMGコンサルティングのプリンシパル・油布顕史さんをお招きし、社員が学ばない理由や打開策について聞きました。当日の書き起こし(※言葉遣いや前後関係などに編集を入れている箇所があります)を4回にわたってお届けします。(聞き手=NIKKEIリスキリング 桜井陽

桜井 簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。

油布 KPMGコンサルティングの油布顕史と申します。組織・人事のコンサルティングをもう20年以上続けています。その中で、経営者、管理職、社員・組合の方々など、色々な方々と経営にまつわる組織や人材に関する意見交換をしてきました。そのあたりを集大成して、今日のリスキリングに関するテーマを語ってみたいなと思っております。

桜井 ありがとうございます。企業の人事の方々に取材をしますが、「うちはリスキリング進んでますよ」と胸を張って言う方はあまりお目にかかりません。実際、そのあたりの温度感はいかがですか。

リスキリングをどう定義する?

油布 今、桜井さんがおっしゃった感覚に近いですよね。もちろん「我々やってます」という企業もいらっしゃいますが、リスキリングへの対応は比較的、皆さん様子見の印象があります。「リスキリングってどう取り組めばいいか、どこから手をつけていいかわからない」という企業のほうが多いような気がしますね。

桜井 まだ「リスキリングって何?」という点が、ぼんやりしていると思っておりまして。油布さんのお考えになるリスキリング、どう定義できますか。

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