ChromeとEdge、ウェブを効率良く検索できるのは?
Chrome対Edge、最新ブラウザー対決(2)
ビジネススキル特定のウェブサイト内にあるページだけを対象にした"サイト内検索"が簡単にできるのも、Edgeの「検索」ペインの利点だ。上部で「このサイト」を選ぶと、左側で開いているウェブサイト内のページだけを検索対象にできる(図10)。特定のニュースサイトやメーカーサイトなどに限定して検索したいときに便利だ。

図10 Edgeでは、検索したいウェブサイトを開いてサイドバーの「検索」をクリックし(1)、開く画面で「このサイト」を選ぶと(2)、左側で開いていたウェブサイト内に絞った検索をBingで実行できる(3)
一方、Chromeでサイト内検索をしたければ、検索エンジンが備えるサイト内検索機能を使う。キーワードの後ろに「site:」に続けてURLを指定すると、そのURLのウェブサイト内が検索対象になる(図11)。これはもちろんEdgeでも利用可能だ。

図11 Chromeにはサイト内検索を簡単に実行する機能がないが、Googleの検索機能を使えば可能だ。アドレスバーにキーワードを入力した後、半角スペースを空けて「site:」と半角で入力。その後ろに対象にしたいウェブサイトのURLを入力して「Enter」キーを押す。この方法はEdgeでも同じく利用できる
(日経PC21 田村規雄)
[日経PC21 2023年3月号掲載記事を再構成]