ミニノートを賢く使う 予定管理・勉強・アイデア出し
今旬ときめきステーショナリー
今旬ときめきステーショナリー自宅でもオフィスでも使えるテレワーク文具
「ミドリ」ブランドを展開するデザインフィル(東京・渋谷)の「スタンドノート」は、卓上カレンダー感覚で使えるユニークなノートです。1日の予定や習慣などを書き込めるのでテレワークにぴったりです。横長のスリムな形なので持ち運びもしやすく、パソコンやキーボード手前の狭いスペースに置いて使えます。ミドリオンラインストア限定商品で、ネット通販で「これは便利」と注目を集めています。

カラーは全4色
表紙のカラーはネイビー、ピンク、グリーン、グレーの4色で価格は605円(税込み)です。カラーによって中のフォーマットが異なります。サイズは高さ85 mm×幅220 mm×奥行10mm。

切り込みにゴムをひっかけると立ちます
表紙を開いて見たいページを出し、表紙の両端にある切り込みにゴムをひっかけることで簡単に立たせることができます。卓上カレンダーのように立てておけるので、パソコンで作業をしながら週間の予定などを確認するのに最適です。

書くときはパソコンの前のスペースにフィット
書き込みをしたい場合はゴムをはずして、フラットに。横長のスリムなノートなので、パソコンやキーボード手前の狭いスペースを有効活用することができます。

習慣にしたいことを書き込み、マス目をマークして達成を管理できる「ハビットトラッカー」
「スタンドノート」にはもう1つ特徴があります。4色のノートすべてに「ハビットトラッカー」×20枚(40ページ)ついているのです。ハビットトラッカーとは、自分が習慣にしたいことができたかどうか毎日書きとめるのに便利な1カ月分のチェック用紙です。写真では少しわかりにくいですが、1〜31の数字が入ったマス目が並んでいて、目標を達成した日をマークすることができます。マークが増えていくことで視覚的に達成感を味わえるので、目標を習慣化したいときに役立ちます。

写真上がネイビーの表紙に付くフォーマット「ToDoリスト」、下はピンクの表紙に付くフォーマット「ミーティングメモ」
次に4色のノートは中のフォーマットが異なるので、詳しくご紹介します。写真上のネイビーの表紙の用紙フォーマットは「ToDoリスト」×60枚(120ページ) 。このTODOリストは1枚あたり5日分を書き込めます。オフの土日を除いた各日の予定やプロジェクトでやるべきことなどの整理にぴったりです。各日は縦方向に7つのTODOを書き込めます。 細かなタスクの書き出しを行うことで、効率的に仕事を進めることができます。
写真下のピンクの表紙の用紙フォーマットは「ミーティングメモ」×60枚(120ページ)。 左側がメモ、右側にTODOを書き込める欄があります。このためオンラインミーティングや商談でまずはメモをまとめておいて、そこからやるべきことを早速TODOに落とし込める、という便利なフォーマットになっています。

写真上はグリーンの表紙に付くフォーマット「1日の予定&ToDoリスト」、下がグレーの表紙に付くフォーマット「1日の作業&予定」
写真上のグリーンの表紙の用紙フォーマットは「1日の予定&ToDoリスト」×60枚(120ページ)。各ページには日付、体温、AM・PMの予定、ミーティングの時間、TODOを書き込む欄があり、予定を細かく管理できます。1日のタスク量が多い方にぴったり。
一方、写真下のグレーの表紙の用紙フォーマットは「1日の作業&予定」×60枚(120ページ)。上部に6〜19の数字が並んでいて、24時間表示で午前6時から午後7時までの時間軸に沿ってスケジュールを管理できるフォーマットです。時間の使い方を計画するのに便利です。
「スタンドノート」は、以上のように表紙の色別で4種類のフォーマットに分かれています。それぞれ使い勝手が異なるので、ご自身の仕事のスケジュール感やリスキリングでのニーズなどに合わせて便利なカラーのものを選ぶのがおすすめです。
小型ノートがトレンド
新型コロナウイルス禍が起きる前の人気のノートサイズはA5でした。メモや日記、勉強などの目的で1ページにたっぷり書く人が多かったのです。ところが、コロナ禍以降、キャッシュレス化の波もありA6やB7サイズといった手のひらサイズのノートのニーズが高まっています。オンライン会議などを自宅でする際、机のスペースが狭く小型のノートの方が広げやすいことから横長のノートや小さいコンパクトなものの需要が高まりました。
他にも小型ノートの利点は書き始めやすさがあります。ノート1ページ分をムダな余白を残さずに文字で埋めようとすると意外に時間がかかることも。そのせいで手書きのメモなどに抵抗感を覚える方もいるようです。けれど、小ぶりのノートならそんな気後れをはねのけて、気軽に書き始めることができます。手持ちのノートに1冊、小型ノートを加えてみてはいかがでしょうか?
(文/写真 やまぐちまきこ)
