ウインドウ切り替え術 キー操作で作業効率が上がる
Windowsドヤ顔! 最速操作「即効編」(3)
ビジネススキル「D」と「Home」のキーは最小化で使う(図6)。すべてのウインドウを最小化する「Windows」+「D」は、デスクトップ画面上のアイコンを確認したいときに重宝。最前面のウインドウだけ残す「Windows」+「Home」もセットで覚えておこう。

図6 「Windows」+「D」キーを押すと、開いているウインドウがすべて最小化し(1、2)、直後に再度同じキー操作をすると元の状態に戻る。「Windows」+「Home」キーだと最前面以外のウインドウがすべて最小化する(3、4)。「シェイク」と呼ばれる機能に相当し、「設定」画面の「システム」→「マルチタスク」で「タイトルバーウィンドウのシェイク」をオンにすると、タイトルバーをドラッグして左右に振る操作でも可能になる(Windows 11の操作手順。Windows 10の場合は「マルチタスク」を開いて「ウィンドウのスナップ」をオンにする(Windows 10では既定でオン))
終了の「Alt」+「F4」は、Windowsも終了できる
ウインドウ操作では「Alt」+「F4」も必修科目としたい(図7)。「閉じる」あるいは「終了」という意味のキー操作で、Windowsに対しても使える。「閉じる」にはほかに「Ctrl」+「W」(Windowの「W」)もあり、ブラウザーのタブはこれで閉じる(図8)。エクスプローラーでも使え、WordやExcelではアプリを残したまま文書が閉じる。

図7 最前面のウインドウを閉じるときは「Alt」+「F4」キーを押す(1、2)。同じ操作を繰り返し(3)、どんどん閉じていける

図8 ウェブブラウザーのタブは「Ctrl」+「W」キーで閉じる(1、2)。「Alt」+「F4」キーだとウインドウが閉じるので、うまく使い分けよう
(ライター 石坂勇三)
[日経PC21 2022年6月号掲載記事を再構成]