ブックマークを増やさずに、ウェブを後で読む便利術
Chrome対Edge、最新ブラウザー対決(6)
ビジネススキルChromeのリーディングリストと違って、Edgeのコレクションではテーマごとに複数のコレクションを作成できる。仕事の資料、買い物のリストなど、目的に応じてウェブページを収集しておけるのが利点だ(図11、図12)。意外と知られていないのが、集めたページのタイトルとURLをまとめてコピーできること(図13)。リンク集を作って資料として貼り付けたり、メールで送ったりするときに重宝する。

図11 コレクション名の左にある「<」ボタンをクリックすると(1)、コレクションを一覧表示するトップ画面に切り替わる。新たに別のコレクションを作成するには、上端にある「新しいコレクションを開始する」をクリックする(2)

図12 タブを右クリックして(1)、「すべてのタブをコレクションに追加する」を選ぶと(2)、そのとき開いているすべてのタブをまとめてコレクションに追加できる。どのコレクションに追加するかを、サブメニューで選択しよう(3、4)

図13 コレクション名の右にある「⋯」をクリックし(1)、メニューから「すべてコピー」を選ぶと(2)、コレクションに含まれるウェブページのリンク集をコピーできる。下はメモ帳に貼り付けたところ(3)。ページのタイトルとURLなどが順番に貼り付けられる
そのほか、コレクションにはメモを書き込む機能もあり、情報の整理や備忘録にも使える(図14、図15)。コレクションを使うために、Edgeを選択するのもアリだろう。

図14 コレクションに追加したページについて、メモ書きすることも可能。目的のページを右クリックし(1)、メニューから「メモの追加」を選ぶと(2)、すぐ下に入力欄が現れ、メモを入力できる(3)。右下にあるチェックマークをクリックすると保存される(4)

図15 コレクションの下端の空いた場所を右クリックして「メモの追 加 」を選ぶと、コレクションの項目の1つとして、自分なりのメモを入力することもできる
(日経PC21 田村規雄)
[日経PC21 2023年3月号掲載記事を再構成]