ChromeとEdge、メモリー使用量が少ないのは?
Chrome対Edge、最新ブラウザー対決(10)
ビジネススキル一方、Chromeにも近く同様の「メモリセーバー」機能が搭載される予定。実験的に公開中のものを試すと、「設定」画面に「パフォーマンス」という項目が追加され、有効にできた(図4)。その結果は良好で、Edge以上のメモリー削減効果を期待できそうだ(図5)。

図4 Chromeにも、操作していないタブのメモリー使用量を削減する「メモリセーバー」機能が搭載される予定。2023 年1月上旬時点では未実装だが、Chromeで「chrome://flags/」にアクセスして「highefficiency mode 」を有効にすると、実験中の機能を試せる(「Experiments」というページが開いたら「high efficiency」で検索。「Default」欄を「Enabled」のいずれか(実行されるまでの時間が異なる)に切り替えて「Relaunch」ボタンを押す)。「設定」画面に「パフォーマンス」という項目が加わり、メモリセーバーをオン/オフできる

図5 メモリセーバーをオンにした状態では、図1と同じように10個のタブを開いていてもメモリー使用量が400MB以下に抑えられた。Edge以上の効果が見られ、大いに期待できる
(日経PC21 田村規雄)
[日経PC21 2023年3月号掲載記事を再構成]