メール入力の手間を省く、Gmail「スマートリプライ」
進化するGmailを使い倒せ!(2)
ビジネススキルGmailでは、受信メールの右上に「返信」ボタンが表示される(図18)。1対1のメールなら簡単に返信できて便利だが、複数人宛てのメールでは一番下までスクロールして「全員に返信」ボタンを押す必要がある。右上に「返信」ではなく「全員に返信」ボタンが表示されるよう設定を変更して手間を省こう(図19)。

図18 受信メール右上に表示されるのは、通常「返信」ボタンだ。関係者全員に返信するには、下までスクロールして「全員に返信」を選ぶ必要がある

図19 図3の要領でGmailの設定画面を表示する。「全般」タブで「返信時のデフォルトの動作」を「全員に返信」に変更する(1、2)。複数人宛てのメールでは、「全員に返信」が表示されるようになる(下)
送信すれば取り消せないのが電子メールの常識だが、Gmailにはこの常識を覆す「送信取り消し」機能がある。ただし、「送信」ボタンを押した後の短い時間だけ。取り消せる時間は最長30秒まで設定できる(図20)。送信後に「元に戻す」ボタンが表示され、このボタンが消えないうちなら取り消しができる(図21)。

図20 図3の要領でGmailの設定画面を表示する。「全般」タブで「送信取り消し」の「取り消せる時間」を長めに設定する(1〜3)

図21 メールを送信すると、画面左下にメッセージが表示される。「元に戻す」が表示されている間にクリックすると、送信をキャンセルできる