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課題解決の糸口は、やはり現場に存在する

「経済学」というと、「社会の仕組みの学問」というイメージが強く、ビジネスには直結しにくいと感じる方は多いと思います。しかし近年、「経済学」の研究はより細分化され、ビジネスと直結しやすくなってきました。その中から、特にビジネスに直結しやすい話を[『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』(日経BP)に、掲載しています。

昨今、DXが声高に叫ばれています。そこで、各企業はDX改革に着手し始めています。この分野では、特に最先端の「経済学」の力が発揮されると思います。そもそも、学問は再現性を重要視します。ある一定の法則が見えてくると、そこから改革の糸口が見えてきます。

EAJの経営陣の方々は、当初の貢献から「経済学」に幅広く触れる機会を求め、弊社主催のオンラインスクールに参加されています。そこから、営業に関する新たな施策として他分野の研究の活用の検討を開始しました。広く学びを求めると、「学問」は何かしらの課題解決の糸口につながっていきます。

常日ごろから、様々なビジネス課題に直面しているビジネスパーソンに、今こそ経済学を学んでいただきたい理由はそこにあります。ビジネス課題と学知をいかにひもづけるか、その重要な一歩は皆さんに踏み出していただかねばならないからです。そのための学びこそが、昨今、リカレント教育として話題にのぼるものであると思います。社会人になってからの学びということで考えると、学生時代に学ぶ専門分野としての「経済学」と、社会人となっての学びとは少し違ってよいのではと感じることが多々あります。

これからのビジネスパーソンの「経済学」の学びが、イノベーションやDX、IX(インダストリアルトランスフォーメーション)などを実行に移す中で起点になってきます。ビジネス課題の解決法を身に付けるという思い、そこから新たな発想を呼び起こすことがこれからビジネスの中で勝ち残っていくには必要な要素になってくるでしょう。

今井誠
エコノミクスデザイン代表取締役・共同創業者。1998年関西学院大学商学部卒業。金融機関を経てアイディーユー(現 日本アセットマーケティング)にて不動産オークションに黎明期から従事。その後、不動産ファンドを経て独立。2018年ディアブル代表取締役、デューデリ&ディール取締役に就任し、不動産オークションでの経済学実装に取り組む。さらなる経済学のビジネス実装に挑むべく、エコノミクスデザインを創業。

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