「生成AI失業」へ高まる不安、備えは? 日経リスキリング注目の日経電子版ニュース
最新リスキリングニュース
日経電子版が報じたリスキリング関連のニュースや解説記事・コラムを、NIKKEIリスキリング編集チームが厳選してお届けします。

「AIに仕事を奪われるのでは?」。生成AIが急速に普及する中、こう危惧するビジネスパーソンが急増しています。これからはAIをどううまく使いこなすが大事ですね。eラーニング大手米ユーデミーのサイトでは、6月末までにチャットGPTの関連教材が2千以上公開され、世界で延べ140万人が受講しているそうです。AI活用のリスキリングが欠かせませんね。

「人生で大学には3回入るべきだ」。社会学者の吉見俊哉・国学院大教授はこう強調します。大学を舞台に社会人のリスキリングも進めようというわけです。米国は今もハーバードのような名門ビジネススクールはエリートの登竜門のような役割を果たしています。ただ、日本の場合、大学は「通過儀礼」のような見方をされ、そこに学ぶだけの価値があるのか疑問視する人も少なくありません。社会人にも魅力的な大学づくりなど、大学側にも取り組むべき課題がありそうですね。

欧米企業と比べて低いと言われてきた日本の大企業トップの報酬が急伸しているそうです。外資系コンサルのWTWが売上高1兆円以上の日米欧の主要5カ国の594社を対象に、トップ報酬の中央値を算出したましたが、日本は2億7000万円と33%増え、データのある09年度以降で最も伸びそうです。株価連動型の報酬体系にシフトする中、日本企業の株価が比較的好調だったためですが、従業員もこの恩恵があるといいですね。