記録やメモが楽しくなるログ文具 学びの習慣化に一役
今旬ときめきステーショナリー
今旬ときめきステーショナリースタンプ
台要らず 1つで10柄楽しめる回転印に
もう一つ。「ミドリ」ブランドを展開するデザインフィル(東京・渋谷)の「ペインタブルスタンプ 回転印」は、ノートやダイアリーなどを簡単にデコレーションできる楽しいスタンプです。回転印とは、印面を回転させて使うスタンプのこと。一般的には日付やナンバリングなどの事務用途で使うことが多いですが、ミドリの「回転印」は普段使いの手帳やノートに使えるデザインのスタンプになっています。

日々の記録柄(左)とリスト柄
「インキパッド」付きなので押印する際のスタンプ台は不要。付属のもので約2000回押せます。薄くなったら別売りの「専用補充インキ」で補充することもできます。絵柄は全部で17種類。特にリスキリングやオフィスワーカーに使いやすいのが、リスト柄と日々の記録柄です。どちらもタスクや進捗管理に使いやすい絵柄になっています。価格は1760円(税込み)です。ダイヤルを回すことで1つあたり10種類の柄をスタンプできます。ただし、「12カ月柄」は英語で表記した各月の名称で12柄、「曜日と天気柄」も英語で表記した各曜日とイラスト入りの天気を合わせた12柄となっています。

ダイヤルを回して押したい柄をセット
使い方は簡単で、ダイヤルを回して押したい柄が下面になるようにセットして押すだけ。手書きでは時間がかかる細かなデザインを押すだけで再現できる手軽さが魅力です。

リスト柄と日々の記録柄をスキャナーで取り込んだもの
リスキリングにおすすめとご紹介したリスト柄と日々の記録柄。それぞれでダイヤルを回して切り替えられる10の柄を実際に押してスキャナーで取り込みました。たとえばリスト柄の場合、□を4つ並べたチェックボックスの柄、「AM」か「PM」かに〇をつけて何時何分〜何時何分といった情報を書き込める柄などがあります。このように仕事のメモや勉強した時間なども押すだけで簡単にノートが華やかになり、ログとしても分かりやすくなります。

実際にスタンプを使ってみました
ミドリの「回転印」は柄を組み合わせて使うのにおすすめです。タイトルのスタンプを横に押した下にチェックボックスを縦に押して項目の行頭に置いてみたり、ミーティングの予定を書いたりと押すだけで簡単に項目が作れるので、仕事のメモや自宅でのリスキリングや勉強のメモが簡単でキレイにとれます。「専用インキ」は油性なので押したスタンプの上から水性マーカーで色を塗ってもにじまないのがポイント。手持ちの蛍光ペンと併せて使うときれいなノートをとることができます。
習慣化は簡単な記録から始めるのがおすすめ
新年や年度替わりなど、節目の時期は新鮮な気持ちで何か新しいことへチャレンジしたくなりませんか? とはいえ、スキルアップに取り組もうと新しい勉強を始めた場合、最初は順調でも時間が経つにつれて途中でモチベーションが下がってしまうことも。そんな時こそ、今回ご紹介したようなグッズを使って毎日簡単なログをとるのがおすすめです。毎日できたかチェックするだけで、習慣化できているかどうかが一目で分かるので「せっかくここまで続けたなら継続しよう」と感じたり「今日はダメだったけれど週に2,3回は取り組めているんだな」と気づくことができたりします。記録やログによって自分の今までの行動が可視化されるとモチベーションアップにつながることも。まずは小さい習慣から始めて自分の目標に向かって歩んでみませんか?
(文/写真 やまぐちまきこ)
