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医療AI(人工知能)系スタートアップのアイリス(東京・千代田)代表取締役兼医師の沖山翔さん(37)。コロナ禍の中、2022年末にインフルエンザ診断を支援するAI医療機器「nodoca(ノドカ)」を発売、話題を呼んだ。AI時代に医療はどう変わるのか、医者は不要になるのか、東京大学医学部出身の気鋭のAI起業家、沖山さんに聞いた。

AIの潮目変わる 国も認めた最新機器開発

――日本でもAIを活用した医療機器が登場してきました。AIドクター時代の幕開けという人もいますが。

国内でもAI技術を使った約30種類の医療機器が普及を始めています。我々の開発したAI医療機器のnodocaを用いた診断には保険適用され、注目を集めました。これまでAIが医師の脅威であるかのような議論もありましたが、国がAI医療機器を用いた診断に医療費をかけることを受け入れたということになります。

他の大半のAI医療機器は大規模な病院向けですが、nodocaの場合、クリニックの開業医でも簡単に使えます。専用のカメラで患者さんの咽頭をパッと撮影して、その画像と患者さんから聞き取った問診情報などを合わせてAIが数秒〜十数秒で判定して結果が出るという仕組みです。精度も既存の検査法と同程度で、患者さんの負担も軽くなります。

――診断分野だけではなく、治療でもAI技術がどんどん活用されていますね。

昔と比べると潮目が大きく変わりました。

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