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プレゼンのあんちょこを、手元のディスプレーに表示

ノートペインのメモは印刷してプレゼン会場に持ち込んでもよいが、別のディスプレーあるいはプロジェクターをつないでいる場合は、プレゼン中に画面で確認する方法もある。「発表者ツール」という機能だ。聴衆向けの大画面プロジェクターなどにスライドショーを表示しつつ、手元のディスプレーでは発表者ツールを表示しておく。

事前にWindowsの「設定」画面で、2台のディスプレーの配置を確認しておこう(図17)。「F5」キーでスライドショーを実行すると、手元のディスプレーには発表者ツールが、聴衆向けのディスプレーには通常のスライドショーが表示される(図18)。

図17 聴衆向けに2台目のディスプレーやプロジェクターをつないでいる場合は、「発表者ツール」が重宝する。Windowsの「設定」の「システム」→「ディスプレイ」で2台目の配置などを確認しておこう。右下にある「表示画面を拡張する」が「表示画面を複製する」になっていても問題はない

図17 聴衆向けに2台目のディスプレーやプロジェクターをつないでいる場合は、「発表者ツール」が重宝する。Windowsの「設定」の「システム」→「ディスプレイ」で2台目の配置などを確認しておこう。右下にある「表示画面を拡張する」が「表示画面を複製する」になっていても問題はない

図18 「F5」キーを押してスライドショーを開始。ディスプレーを2台つないでいると、自動的にうち1台で発表者ツールが開く。聴衆向けのもう1台にはスライドが全画面で表示される

図18 「F5」キーを押してスライドショーを開始。ディスプレーを2台つないでいると、自動的にうち1台で発表者ツールが開く。聴衆向けのもう1台にはスライドが全画面で表示される

なお、発表者ツールが表示されないときや、事前に1台のディスプレーで発表の練習をするときは、スライドショーを実行してからスライド上を右クリックして「発表者ツールを表示」を選ぶ(図19)。なお、発表者ツールを表示するディスプレーはメニューから切り替えられる(図20)。

図19 発表者ツールが表示されないときは、全画面表示されたスライド上で右クリックして「発表者ツールを表示」を選ぶ(1、2)

図19 発表者ツールが表示されないときは、全画面表示されたスライド上で右クリックして「発表者ツールを表示」を選ぶ(1、2)

図20  2 台のディスプレーの表示内容を入れ替えたいときは、発表者ツールの「表示設定」のメニューを使う(1、2)

図20  2 台のディスプレーの表示内容を入れ替えたいときは、発表者ツールの「表示設定」のメニューを使う(1、2)

発表者ツールにはプレゼンをサポートする機能がそろっており、左上には経過時間を示すタイマー、右上には次のスライド、その下にはノートペインに入力したメモが表示される(図21)。プレゼンを進行するうえで必要な情報を1画面で確認できてすごく便利だ。

図21 発表者ツールの右側には表示中のスライドのノートが表示され、下にある2つの「A」ボタンで文字サイズを調整できる。右上には次のスライドが小さく表示され、クリックすると次へ進む。スライドの切り替えは画面下の三角矢印ボタンでも可能

図21 発表者ツールの右側には表示中のスライドのノートが表示され、下にある2つの「A」ボタンで文字サイズを調整できる。右上には次のスライドが小さく表示され、クリックすると次へ進む。スライドの切り替えは画面下の三角矢印ボタンでも可能

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