Word文書は、区切りの罫線を1本引くだけで見違える
ビジネススキル線のスタイルを自由に設定したい場合は、図形の線を利用しよう。線はドラッグで好きな位置に描ける(図6)。線の長さは、両端に表示される丸いハンドルをドラッグして調節する。あるいは、「図形の書式」タブの「サイズ」グループにある「図形の高さ」欄に数値を指定してもよい。位置を変えるときはドラッグするか、キーボードの矢印キーで細かく動かす。

図6 「挿入」タブの「図形」メニューから「線」を選ぶ(1〜3)。文書内をドラッグして罫線を描く(4、5)。垂直線や水平線は「Shift」キーを押しながらドラッグすると引きやすい
色や太さなどのスタイルは「図形の書式」タブの「図形の枠線」メニューで1つずつ指定できる(図7)。いちいちメニューを開くのが面倒なら、画面右側に「図形の書式設定」作業ウインドウを表示して操作しよう(図8)。「図形の枠線」メニューにはない矢印のサイズなども指定でき、細かいスタイル設定が可能だ(図9)。

図7 線の色や太さ、種類などのスタイルは「図形の書式」タブの「図形の枠線」メニューで指定できる(1、2)。ここでは「矢印」サブメニューから「矢印スタイル11」を選び、線の両端に円形の矢印を付けた(3〜5)

図8 「図形の書式」タブの「図形の書式設定」ボタンをクリックすると、画面の右側に作業ウインドウが開き、線のスタイルを細かく指定できる(1〜3)。ここではまず「幅」を「1pt」に変更し、「実線/点線」メニューから「破線」を選んだ(4〜6)。これで線は太さが1ポイントの破線になる(7)

図9 続いて「始点矢印のサイズ」メニューから「始点矢印サイズ9」を選ぶ(1、2)。同様に「終点矢印のサイズ」メニューから「終点矢印サイズ9」を選ぶ(3)。これで矢印の円が大きくなる(4)