Word文書は、区切りの罫線を1本引くだけで見違える
ビジネススキルセルの色と罫線を組み合わせる、単純に区切るときは段落罫線
表の罫線は、もともと文字列を区切るために存在しているので扱いやすい。罫線の表示位置や、色などのスタイルも1カ所ずつ変更できる。表組みなら、変則的な枠組みで文字列を柔軟にレイアウトできるのも魅力だ。ここでは2行×2列の表組みを作り、1列目のセルを結合して「特集」の文字列を縦方向の中央に配置した(図10)。

図10 2行×2列の表を作成し、セル内にタイトルの文字列を入力してスタイルを整える(1)(表は「挿入」タブの「表」メニューにあるマス目で行数と列数を指定して作成する。列幅は列を区切る縦罫線をドラッグして調節する)。1列目のセルを選択し、表の「レイアウト」タブにある「セルの結合」ボタンと「中央揃え(左)」ボタンをクリックする(2〜5)。1列目が1つのセルになり、文字列が縦方向の中央に配置される(6)
表の罫線を部分的に引く場合は、一度すべての罫線を消去して引き直すのがお勧め(図11)。セルに色を付けることで、罫線を使わずに文字列を区切ることも可能だ(図12)。

図11 表左上のハンドルをクリックして表全体を選択(1)。「テーブルデザイン」タブの「罫線」メニューから「枠なし」を選ぶ(2〜4)。罫線がすべて消去される。1行2列目のセルにカーソルを移動し、「ペンの色」メニューから線の色(ここでは青)を選ぶ(5、6)。「罫線」メニューから「下罫線」を選ぶと、カーソル位置のセルの下側に青い罫線が引かれる(7〜9)

図12 1列目にカーソルを移動し、「テーブルデザイン」タブの「塗りつぶし」メニューからセルの色(ここでは青)を選ぶ(1〜4)。セル内が青で塗りつぶされる(5)。文字列を見やすくするため、ここでは「特集」の文字列を太字の「游ゴシック」にして色を白に変えた(6)。2列目の先頭は「レイアウト」タブの「左インデント」を「1字」に設定して字下げした(7)