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B4〜G4セルには、左のセルの曜日に応じて、その次の曜日を表す「月」〜「日」を返す数式を、「Ctrl」+「Enter」キーを押して一括入力する(図3)。この数式では、FIND(ファインド)関数を使って、左のセルの曜日の順番を表す数値を求め、MID(ミッド)関数でその次の曜日を表す文字を取り出している。

図3 左のセルの曜日に応じて、その次の曜日を自動表示する数式をB4〜G4セルに一括入力する(1〜3)。この数式では、日〜土の各曜日を表す文字列での左セルの曜日の位置をFIND関数で調べ、曜日を1つずらした文字列から同じ位置の文字をMID関数で取り出している

図3 左のセルの曜日に応じて、その次の曜日を自動表示する数式をB4〜G4セルに一括入力する(1〜3)。この数式では、日〜土の各曜日を表す文字列での左セルの曜日の位置をFIND関数で調べ、曜日を1つずらした文字列から同じ位置の文字をMID関数で取り出している

A4セルで選択した曜日に応じて、A5セルの数式で求める基準の日付も変化させる。週の始まりを日曜日に固定していた場合は、当月1日以前の最初の日曜日を求めればよかった。今回は始まりの曜日が変動するため、当月1日以前で最初の、選択した曜日の日付を求める必要がある。

WEEKDAY関数の引数「種類」に11を指定した場合は月〜日を、12を指定した場合は火〜月を、それぞれ1〜7の数値で返す。同様にこの引数には17までの値を指定でき、それぞれ始まりの曜日がずれる。FIND関数で各曜日の順番を表す数値を求め、10を加えてこの引数「種類」に指定することで、目的の日付が求められる(図4)。

図4 A 5セルの数式を、対象月の1日以前で、A4セルで指定した曜日から始まる日付の連続データを求める式に修正しよう。これには、WEEKDAY関数の引数「種類」に、曜日に応じて11〜17を指定すればよい。曜日の判定にはFIND関数を利用する(以前のバージョンのExcelでは、前回の図20までの状態のシートをベースとし、A5セルの数式のWEEKDAY関数の引数部分を同様に修正する)

図4 A 5セルの数式を、対象月の1日以前で、A4セルで指定した曜日から始まる日付の連続データを求める式に修正しよう。これには、WEEKDAY関数の引数「種類」に、曜日に応じて11〜17を指定すればよい。曜日の判定にはFIND関数を利用する(以前のバージョンのExcelでは、前回の図20までの状態のシートをベースとし、A5セルの数式のWEEKDAY関数の引数部分を同様に修正する)

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