Excelの「カレンダー」上級テク、始まる曜日を選択
実例で学ぶ! Excel関数・数式講座「万年カレンダー」(2)
ビジネススキル土・日の文字色を自動設定、ルールの適用順を変更
次に、土曜日と日曜日の列の文字色を、自動的に変化させよう。これにも「条件付き書式」の「新しいルール」を使用し、各列の4行目のセルの値が「土」または「日」かどうかを数式で判定。その結果が真の場合の書式として、フォントの色の「青」または「赤」を設定すればよい(図5〜図7)。これらの設定の数式では、いずれも判定対象のセルを「A$4」のような複合参照で指定している。設定対象のセル範囲の中での基準はA4セルなので、このセル参照は、各セルと同じ列で、4行目にあるセルを表している。

図5 曜日の変更に応じて、4行目のセルに表示された曜日が「日」の列の文字色は赤で、「土」の列の文字色は青で表示されるようにしよう。A4〜G10セルを選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックして、「新しいルール」を選ぶ(1〜3)

図6 「新しい書式ルール」画面で、ルールの種類として「数式を使用して⋯」を選ぶ(1)。「A$4」という複合参照で、各列の4行目のセルが「日」かどうかを調べる数式を指定(2)。変化させる書式としてフォントの色の「赤」を指定し、設定を完了する(3、4)

図7 同じセル範囲を対象に、同様の手順で「新しい書式ルール」画面を表示。「数式を指定して⋯」を選び、各列の4行目のセルが「土」かどうかを調べる数式を指定(1、2 )。変化させる書式としてフォントの色の「青」を指定し、設定を完了する(3、4)