Word文書に別ファイルを埋め込み、紛失を防ぐ便利技
ビジネススキル種類に適したアイコンを選ぶ、リンクでサイズ低減も可能
埋め込んだファイルのアイコンは、PDF、Word文書、Excelファイルなど、種類に応じて変更される(図10左)。適切なアイコンが選ばれなかったときは、「アイコンの変更」ボタンをクリックして変更の操作をしよう(図10右)。

図10 アイコンはファイルの種類に合わせて自動表示される(左)。ただ、音声ファイルなど一部の種類では、適切なアイコンが選ばれない(1)。アイコンを変える場合は、「アイコンの変更」ボタンをクリックする(2)
アイコンの種類は「アイコン」欄の一覧から選べる。適した絵柄がない場合は「参照」ボタンをクリックし、アイコンの格納ファイルを切り替えよう(図11~図13)。アイコンは、Windowsの「System32」フォルダーにあるDLL形式のファイルに種別ごとに格納されている。ここでは音声ファイルのアイコンを選択するので、音符の絵柄がある「DxpTaskSync.dll」を選んだ。目的のアイコンがどこにあるかわからない場合は、アイコンの数が多い「imageres.dll」や「shell32.dll」を選んでみよう。

図11 表示される画面で「参照」ボタンをクリック(1)。「Windows」フォルダーの「System32」フォルダーにあるファイルが表示されるので、一覧から「DxpTaskSync.dll」を選んで「開く」ボタンをクリックする(2〜4)。前の画面に戻るので、アイコンの一覧から使用する絵柄(ここでは音符)を選ぶ(5)。「タイトル」欄のファイル名を削除して1文字分のスペースを入力し、「OK」ボタンをクリックする(6、7)

図12 前の画面に戻るので、アイコンが表示されたのを確認して「OK」ボタンをクリック(1、2)。指定したアイコンでオブジェクトが表示される(3)

図13 画像ファイルのアイコンも「DxpTaskSync.dll」から選ぶことができる。なお、図 11下の画面で、「Windows」フォルダーの「System32」フォルダー以外が表示された場合は、「System32」フォルダーを選択する