手帳、新作に注目 畳める・色味楽しいルーズリーフも
今旬ときめきステーショナリー
今旬ときめきステーショナリー拡張性が高い「ルーズリーフダイアリー」に新色登場!
仕事やリスキリングでのモチベーションアップには、文具の色味も大切なポイントに。最後に、長寿ブランドとして知られるルーズリーフ式手帳と関連する新製品をご紹介します。
マルマン(東京・中野)が1979年から発売している「ルーズリーフダイアリー」。発売から40年以上たつ同ダイアリー用に22年8月、「2023年1月始まり ルーズリーフダイアリー パウダーカラー」が発売されました。ペンの色が映える、やさしいパウダーカラーを罫線の色に採用した手帳用のルーズリーフであることが特徴です。

写真左からA5サイズとB5サイズ
サイズはA5とB5の2種類。リフィルのみの販売で、お手持ちのルーズリーフバインダーにセットして使えます。

A5サイズの月間ダイアリー
こちらがルーズリーフバインダーにセットした状態です。月間ダイアリーページは、月曜始まりのダイアリーで、見開きで1カ月。1日あたりの記入スペースが大きいうえ、4本の罫線が引いてあるのが特徴です。プロジェクトの予定を書き入れたり、プライベートの予定を仕事と別に記入したいと思ったりしたときに書き分けしやすく最適です。
一番のポイントである、色づかいにも注目してみましょう。罫線の色はダークブラウン、オレンジ、ミントグリーンの3色を使用しています。このため、従来の「ルーズリーフダイアリー」と比べて明るくなった印象です。写真はA5サイズ。

各月ページの次は見開きメモページ
月間ダイアリーの次ページを開くと、見開きのメモページになっています。罫線は6mmで、ここに月のトピックやタスクのメモを取ることができます。

ルーズリーフミニを入れた状態
見開きメモページには、ちょっとしたメモなどをそのまま書くだけでなく、他のルーズリーフも取り入れて使うと便利です。写真のように、小さいサイズのルーズリーフミニを組み合わせることもできます。また、取り外しが自在なルーズリーフの良さを生かして、1カ月間に使ったノートページをここにまとめておけば、その月に何があったか後で見返しやすいでしょう。
用紙そのものを並べ替えたり、別のものと組み合わせたり……。ルーズリーフならではの拡張性で自分に使いやすいように調整できる点も魅力です。

インデックスカラーはミント色
従来のルーズリーフダイアリーは、インデックスの色がブルーとなっていました。ところが、この「2023年1月始まり ルーズリーフダイアリー パウダーカラー」はミント色になっています。さらにカラータブは四半期ごとに色分けされている点も便利です。インデックスにはラミネート加工が施されていて、1年間使えるだけの耐久性やめくりやすさを兼ね備えています。一連から、ビジネスシーンで使いやすい「手帳のためのルーズリーフ」になっているといえるでしょう。
マルマン「2023年1月始まり ルーズリーフダイアリー パウダーカラー」
価格(いずれも税込み)
・A5は1210円
・B5は1320円
期間:2023年1月~2024年1月
手帳も多様性の時代へ
冒頭お伝えしたように、コロナ禍に入ってから手帳の役割や使い方が大きく変化しました。予定が立てにくく変更の頻度が増えるため、「社内のスケジュールツールやアプリを活用するようになり手帳離れした」という方も多いのではないでしょうか? その分、手帳使用派の間では、最近はノート感覚でたっぷり書けたり、拡張性が高いなど自分の使いたいフォーマットを選べたりするものが人気のようです。自分なりにカスタマイズするための選択肢も増えました。これを機に、1度手帳離れしたような方も、ご自身の仕事や学びに合った新しい手帳を選ばれてみてはいかがでしょうか?
(文/写真 やまぐちまきこ)
