2軸グラフ作成:第2軸の設定方法

件数と金額、体重と身長、気温と雨量などなど単位が異なるデータを1つのグラフにまとめて関連性を見たいというケースもありますよね。その場合は2軸グラフを作成しましょう。

下の表にある、イベントの来場者数と売り上げ金額を1つのグラフに作成する方法を見ていきましょう。

①日ごとの「来場者数」と「ブース売上」を比較したいのでA3:C13を選択します。

②挿入タブ→グラフグループから「おすすめグラフ」をクリックします。

③「すべてのグラフ」から「組み合わせ」をクリックします。

④「集合縦棒-折れ線」が選択されているのを確認します。

⑤ブース売上の第2軸にチェックを入れます。

⑥OKボタンをクリックします。（グラフタイトルを「GWイベント開催結果」に変更）

すると、第1軸縦棒の来場者数の数値が左、第2軸折れ線のブース売上の金額が右に表示され、縦棒グラフと折れ線グラフの2軸グラフが作成されます。（グラフデザインタブから任意のスタイルを指定）

イベント前半は来場者数より売上金額の方が上回っているので1人当たりの単価が大きいことがわかります。来場者数が1番多い5月5日から後半は、来場者数の割に売上金額が上がっていないことから1人当たりの単価が落ちていることが見受けられます。このように1つのグラフにまとめることで、新たな情報を見つけることができます。

■質問コーナー
Q:グラフだけをA4サイズに大きく印刷したい。グラフを選択して印刷プレビューをすると小さく印刷される。いちいちサイズ変更やレイアウト調整をしなければならないの？

A:グラフをグラフシートに移動してから印刷を行うと、A4横1ページに大きく印刷されます。グラフを選択したらグラフのデザインタブ→場所から「グラフの移動」をクリックします。

新しいシートにチェックを入れOKボタンをクリックすると、グラフシートが挿入されます。そのまま印刷を行えば、A4ぴったりに簡単に印刷できます。

グラフの種類はまだまだたくさんありますが、まずは基本的なグラフがきちんと作成できるようにしましょう。作成する目的を考えることがポイントです。データ範囲の選択をしっかりと行えば、グラフはExcelが作成してくれます。あとは、いかに伝わりやすいグラフにするのか細かな編集を行っていきましょう。