データから振り仮名まで エクセル表、快適入力のコツ
Excel編(2)リスト表を作ろう
仕事に効くWord/Excelのツボ平仮名表記も容易に
【ふりがなの表示を変更する】
Excelの初期値では、ふりがなが「カタカナ」で表示されます。PHONETIC関数では、B列のセルの情報をそのまま転記しているだけなので、ひらがなに変更したい場合は、B列の情報を変更することとなります。
1:B列を列選択
2:ホームタブ→フォントグループから[ふりがなの表示/非表示](「
=「

3:「ふりがなの設定」をクリック

4:「ひらがな」にチェックを入れてOKをクリック

これで、ふりがなの表示が「ひらがな」に変更されます。

このほかにも「データの入力規則」を使用することで、リスト表にスムーズに入力することができます。ぜひ、いろいろと試してみてください。
よくある質問
Q:リストに入力するデータが多くて、設定が大変です。それに変更があったときも修正が面倒なんですが、どうすればいいですか?
A:リストの入力の一覧に表示したい内容が多い場合は、「元の値」に直接入力するのではなく、別のシートにあらかじめ一覧表を作成しておきます。その一覧表の範囲を「元の値」に指定することができます。
1:データタブ→データの入力規則→「データの入力規則」→設定タブを選択
2:「元の値」の矢印をクリック→セルをドラッグして範囲を指定

※マスターシートに都道府県一覧を作成してリスト入力を設定した場合


次回はWord編(3)です。ご期待ください!
四礼静子(しれい・しずこ)

フォーティ(東京・台東)取締役。日本大学芸術学部卒。CATVの制作ディレクターを退職後、独学でパソコンを習得。東京・浅草に完全マンツーマンのフォーティネットパソコンスクール(http://www.fortynet.co.jp/)を開校して20年以上になる。近著に「スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい」「エクセル方眼紙で文書を作るのはやめなさい」(ともに技術評論社)
