ファイル検索機能 使いこなせば発見率が断然アップ
ビジネススキルファイル名が不明でもOK、文書ファイルは中身で検索
ファイル名がわからなくても、文書ならその内容で探すことも可能だ。一般に全文検索と呼び、エクスプローラーで実行するのがポイント(図4)。ただし、全文検索の対象はデスクトップなどに限られる。Dドライブなどを対象にしたい場合は、オプションで「ファイルコンテンツ」をチェックする(図5)。ただし、ファイル数が多いと非常に時間がかかるので要注意だ。ちなみに全文検索の対象フォルダーでは、ZIP形式の圧縮ファイル内にあるファイル名も検索可能。対象外の場所でも設定変更で検索できる(図6)。

図4 ファイル名で見つからない場合、OfficeやPDFなどの文書ファイルならエクスプローラーを使って内容の全文検索が可能。エクスプローラーで検索したい場所を開き(1)、右上の検索ボックスにキーワードを入力して「→」ボタンまたは「Enter」キーを押す(2、3)。これでファイル名ではなく文書内にキーワードを含んだファイルも検索できる(4)

図5 全文検索できるファイルは、原則「デスクトップ」や「ドキュメント」など、インデックスと呼ばれるデータベースの作成対象フォルダーにあるものに限られる。外付けストレージなどインデックスが作成されていない場所にあるファイルを全文検索したい場合は、10では「詳細オプション」、11では「検索オプション」を押して「ファイルコンテンツ」をチェックすればよい(1~4)。ただし、ファイル数が多い場合は時間がかかる

図6 インデックスの対象ではない場所では、ZIP形式で圧縮された中にあるファイル名は検索できない(1)。ただし「詳細オプション」または「検索オプション」を押して「zip形式(圧縮)フォルダー」にチェックを付けると(2〜4)、ZIPファイルの中身のファイル名を検索対象にできる(5)