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通常の検索で結果の表示が速いのは、「インデックス」というファイルやフォルダーのデータベースが作成されているため(図7)。標準ではインデックスの作成対象はCドライブの一部に限られるが、個別に追加したり、ほとんどの場所に拡張することも可能(図8、図9)。なお、全文検索の対象もファイル形式が決まっている(図10)。

図7 インデックスの作成対象を確認するには、タスクバーの検索ボックスに「インデックス」と入力し、現れた候補の中から「インデックスのオプション」を選ぶ。すると開く画面に対象が表示される(1)。詳細を確認したり作成対象を追加したりするには、「変更」を押す(2)

図7 インデックスの作成対象を確認するには、タスクバーの検索ボックスに「インデックス」と入力し、現れた候補の中から「インデックスのオプション」を選ぶ。すると開く画面に対象が表示される(1)。詳細を確認したり作成対象を追加したりするには、「変更」を押す(2)

図8 フォルダーのツリー構造を開くと、インデックスの作成対象の詳細が表示される(1)。Cドライブすべてが対象になっていないことがわかる。Dドライブなどほかの場所でもインデックスを作成したければ、その場所にチェックを入れればよい(2)

図8 フォルダーのツリー構造を開くと、インデックスの作成対象の詳細が表示される(1)。Cドライブすべてが対象になっていないことがわかる。Dドライブなどほかの場所でもインデックスを作成したければ、その場所にチェックを入れればよい(2)

図9 「設定」画面で「検索」→「Windows検索」(11では「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsの検索」)を開くと、ここでもインデックスの設定が可能(1)。「クラシック」は従来の設定を指し、「拡張」を選択すると一部を除いてほとんどの場所がインデックスの作成対象となる(2)。除外するフォルダーは自分で指定できる(3)。なお、初回のインデックス作成には時間がかかる

図9 「設定」画面で「検索」→「Windows検索」(11では「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsの検索」)を開くと、ここでもインデックスの設定が可能(1)。「クラシック」は従来の設定を指し、「拡張」を選択すると一部を除いてほとんどの場所がインデックスの作成対象となる(2)。除外するフォルダーは自分で指定できる(3)。なお、初回のインデックス作成には時間がかかる

図10 インデックスに記録される情報は、ファイル名などのプロパティ情報と、文書の内容の2パターン。図7で「詳細設定」を押し、「ファイルの種類」タブを開くと確認できる。図はWord 文書の例だが、「プロパティとファイルのコンテンツ…」が選択されていれば原則、全文検索が可能

図10 インデックスに記録される情報は、ファイル名などのプロパティ情報と、文書の内容の2パターン。図7で「詳細設定」を押し、「ファイルの種類」タブを開くと確認できる。図はWord 文書の例だが、「プロパティとファイルのコンテンツ…」が選択されていれば原則、全文検索が可能

(ライター 五十嵐俊輔)

[日経PC21 2022年5月号掲載記事を再構成]

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