現場トップと対等に話せる人事が必要だ 縦割りの部門最適から脱するために
セミナーレポート
NIKKEIリスキリングは「社員が学ばないのはなぜ? 人事コンサルが語るリスキリングのツボ」と題するウェビナーを3月に実施しました。登壇者は、人事コンサルティングのプロであるKPMGコンサルティングのプリンシパル・油布顕史さんです。当日の書き起こし(※言葉遣いや前後関係などに編集を入れている箇所があります)を4回にわたってお届けいたしますが、1回目の「リスキリングなぜ進まない 人事コンサルに聞いた、実行主体は個人?企業?」に続き、2回目は、現場を理解しつつ、現場のトップと対等に話をできる人事担当者こそが必要、というお話です。(聞き手=NIKKEIリスキリング 桜井陽)
リスキリングとリストラの混同
桜井 (前回の「リスキリングなぜ進まない 人事コンサルに聞いた、実行主体は個人?企業?」にあったように)リスキリングとリストラが混同されかねないというお話ですが、リスキリングは会社から追い出す目的ではなく、人材を教育し直すことです。労働力が足りない中で学んでもらいましょうということですので、本来はポジティブなもののはずです。
油布 本来はそうなんですよ。そのあたりが(経営から社員に)うまく伝わってないというのは、実感値として持っています。
桜井 では、経営の立場からすると、どうすればよいのでしょう。
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