メール本文のコピーから、余計な改行を削除するには?
ビジネススキル具体的には「置換」機能で図3のように指定する。「^」(キャレット)に続けて「13」と入れたのが「改行」の指定。「検索する文字列」に「改行以外の文字+改行+改行以外の文字」という3文字を表す記号を指定すれば、文字と文字に挟まれた改行=1回だけの改行のみを探せる。また「置換後の文字列」に「¥1¥3」と入れると、該当する3文字のうち、2文字目だけを削除できる。例えば「日(改行)経」という部分が「日経」のように結合されるわけだ。これで余計な改行を一括削除できる。
![図3 置換機能の「オプション」を開いて「ワイルドカードを使用する」にチェック(1、2)。「検索する文字列」に3のようにすべて半角で入力する。「^13」が「改行」を表すが(改行の記号が「↓」のように表示される「行区切り」の場合は「^11」と指定する)、「[!(文字)]」という指定で「(文字)以外」を表せるので、「[!^13]」は「改行以外の文字」の意味になる。これらをかっこでくくって3つつなげると、「改行以外の文字+改行+改行以外の文字」という3文字の組み合わせを検索できる。「置換後の文字列」の4は、「1文字目と3文字目は残す」という意味。この設定ですべて置換すると、改行以外の文字に挟まれた余計な改行だけを一括削除できる(5、6)](https://article-image-ix.imgix.net/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO2464627030092022000000-1.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=616&h=1233&fit=crop&crop=focalpoint&fp-x=0.5&fp-y=0.5&auto=format%2Ccompress&s=4b704fe17b61b7c6032f068781401c35)
図3 置換機能の「オプション」を開いて「ワイルドカードを使用する」にチェック(1、2)。「検索する文字列」に3のようにすべて半角で入力する。「^13」が「改行」を表すが(改行の記号が「↓」のように表示される「行区切り」の場合は「^11」と指定する)、「[!(文字)]」という指定で「(文字)以外」を表せるので、「[!^13]」は「改行以外の文字」の意味になる。これらをかっこでくくって3つつなげると、「改行以外の文字+改行+改行以外の文字」という3文字の組み合わせを検索できる。「置換後の文字列」の4は、「1文字目と3文字目は残す」という意味。この設定ですべて置換すると、改行以外の文字に挟まれた余計な改行だけを一括削除できる(5、6)
(日経PC21 田村規雄)
[日経PC21 2022年10月号掲載記事を再構成]