みんなに嫌われてしまう「口癖」 NGワードはこれだ
親しいからこそ、相手の立場を思いやって、きちんとあいさつをしたり、質問をしたりすべきです。それは礼儀であり、長くおつきあいを続けるカギにもなります。
一方、「何で」「なんか」という言葉は、一般に言い訳をするときに使われます。「何で、忙しい私がやらなくてはならないのですか?」「何で、私ばかり注意を受けるのですか?」「私なんか、相手にしてくれるはずがありません」「私なんか、昇進できるわけありません」といった具合です。
この「何で」「なんか」や、「でも」「しかし」などは、まるで口癖のようになってしまっている人がいます。自分に都合が悪い場面や、批判・忠告を受けるようなシチュエーションになると、すぐに
「何で」「なんか」が、出てしまうのです。これらの言葉は「言い訳がましい印象」を与えます。

xiangtao / PIXTA
「何で」「なんか」が口癖の人は「謝罪しない」という共通点があります。「申し訳ありません」「ごめんなさい」を言う前に「何で」「なんか」で防御をして、言い訳を始めてしまうのです。一度や二度ならば「嫌なことがあったのだろう」「きょうは機嫌が悪いのかな?」と許してもらえるかもしれませんが、「何で」「なんか」が口癖になれば、嫌われるのは間違いありません。
今すぐやめたい「だめだめ」な口癖の具体例
「言い訳は絶対にしてはいけない」ということではありません。言い訳をしたいときもあるでしょう。その際には「ごめんなさい」と心から謝ってから、言い訳をすればいいのです。それもないまま、「何で」「なんか」と口走れば「あなたの言い訳なんて聞きたくもない」と、相手は怒りだしかねません。それでも怒りを言葉にしてくれれば、反省材料になりますが、多くの場合、あきれて黙り込み、あなたに近づかなくなります。